神経・生理心理学ゼミの教育に関する方針

当ゼミでは自主性・主体性を重視した教育を行っています。学部では正規のゼミとは別に、自主ゼミを学生が主体となって運用します。最初は躊躇しながらも、数回の自主ゼミ後には、運営自体を学生が興味感心をもって進めています。わからないことや共有したいこと等があれば、正規のゼミの時間中に話題として取りあげ、先輩方や教員からのアドバイスを得て、自主ゼミに持ち帰って協力し合いながら学びを深めています。ゼミへの参加によって、協調性や社会性なども身につけ、切磋琢磨しながら学生生活を送って欲しいと考えています。

正規の学部ゼミでは、主としてストレス軽減に寄与する心理療法及び介入方法等について学びます。教材は科学的で質の良い論文で、その内容をゼミの中で他のメンバーに紹介(発表)します。論文で心理療法や介入方法に数多く触れることで、質の良い心理療法や介入方法とは何かを知ることができます。大学院のゼミでは、学術雑誌への投稿論文の書き方などの指導、現場での実習に関するSV等も行なっています。

神経・生理心理学ゼミの研究に関する方針

神経・生理心理学ゼミでは、臨床心理学領域の重要トピックに関連する研究を推進しています。心の健康増進、ストレス軽減、幸福感の上昇、症状緩和、睡眠の質の向上等に寄与する様々な要因に関連した実験、調査、介入研究等を行い、得られたエビデンスを論文化して社会還元するというのが本ゼミの大目標です。

研究のテーマは、現代や近未来の社会的ニーズに即した研究であることも重要です。先行研究から得たヒントやエッセンスをゼミ内で取り組むテーマに積極的に取り入れていきたいと考えています。そのため、当研究室では先行研究をデータベースとしてまとめる作業も重視しつつ、先人たちの英知を踏まえた新しいエビデンス構築に貢献していきます。 また、当ゼミでは学内外の研究者、研究施設等との交流を積極的に行い、活発な意見交換、双方向の研究紹介等を行います。多分野の研究に触れることで新しい発見があり、新しい研究の着想を得ることが多々あります。様々なネットワークを作り、発展させていくことによって、多施設共同研究や国際共同研究につなげていきます。神経・生理心理学ゼミでは、これらを実現するため、日々、教育と研究に精進していく所存です。

メンバー

  • 助手:町田規憲
  • 博士課程:田野邉果穂
  • 修士課程:田渕祥太
  • 修士課程:青木結
  • 修士課程:石毛めい
  • 修士課程:安川徹
  • 修士課程:峰岸美羽
  • 修士課程:別府 衣吹
  • 修士課程:山里 優輔
  • 学部4年:石井 愛乃
  • 学部4年:亀山 陸歩
  • 学部4年:竹内 あゆり
  • 学部4年:小熊 陽菜
  • 学部4年:皆川 ゆい
  • 学部4年:大橋 実桜
  • 学部4年:藤本 智也
  • 学部3年:仲村たまよ
  • 学部3年:高柳七彩
  • 学部3年:藤田彩友南
  • 学部3年:大石瑞稀
  • 学部3年:大岩由依
  • 学部3年:福原恵都
  • 学部3年:佐藤悠雅
  • 学部3年:堺 玲菜
  • 学部3年:杉崎 加奈

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